AX まさか勝てるとでも?(私が) 個人的2008年度面白かったゲームランキング+α
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個人的2008年度面白かったゲームランキング+α 

最初に言っておく! よいお年を!

※今年はあまりゲームをやり込めませんでしたので、「一通りコンプリートできていないけど、プレイした範囲では面白いと感じたもの」はその旨明記した上で下位に回しています。ご了承ください。
また、今回はもう1位を先バラシしてるので、面白くなかったけど印象に残ったもののレビューを締めに持ってきてみました。

以下格納。
第10位 世界はあたしでまわってる(未クリア)
ハルヒわがままなお嬢様がわがままを駆使してわがままに冒険するRPG。
パッケージからは女の子向けヌルゲーの空気がビシバシ伝わってくるが、その実、システム的にもストーリー的にもかなり斬新な試みが成されたやり込み派ゲーマーにもオススメできる良作。
彼女が「もっといい武器売ってよ」と言えば店の奥から仕入れた覚えのない武器が出てくる。彼女が「あたしが先制よ!」と言えば先制攻撃になる。理屈などどうでもいい。世界は彼女を中心に回っているのである。

第9位 無限のフロンティア
プレイ中は文句なしに面白かったんだ。戦闘が楽しくて仕方なかったんだ。
でも続編ありきのあの終わり方はちょっと……ね。
無限のフロンティア2に続くのか、ナムカプ2(的な森羅組の続編)に続くのかもよく分からない。
一本の作品として完結して欲しかったので、減点。

第8位 スーパーロボット対戦Z(未クリア)
地上から空に撃つ。空から地上に向かって切りかかる。この演出が追加されただけでご飯がいっぱい進む君。多元世界というむしろなぜ今までやらなかったのかが不思議な舞台設定も新鮮でグッド(別にオーガスの専売特許じゃないのにねー)。
あとガンレオン。あとセツコ。キングゲイナー。ビッグオー。ターンA。ザブンgキリがないな。

第7位 影之伝説
3000いくらでこんなに楽しませてもらっていいんですかい?
FC世代ならきっと大好き、影の伝説のリメイクです。あの生足おっさん・影がすこぶるイケメンになっちまいやがって。カッコイイじゃないか畜生。でもはっきり言って千尋編が本編だと思う。
システム・操作形態こそ変わったものの、旧作ファンへのサービスが随所に存在。あそこであの曲とか……やばいだろ……。やり込み要素も豊富、コストパフォーマンスも考慮してこの順位。

第6位 どきどき魔女神判2
開けてびっくり普通のADV(いい意味で)だった前作。
今回は開けてびっくり近年稀に見るいい続編でした。
アレです、サクラ大戦で言えば3です。キャラクター全とっかえ、舞台も変わってるけどやる事は同じ。そこにちゃんと前作の話も絡んで来た上で、エピソードひとつひとつの完成度も高くなっている……上手くやりやがったな! ホント、どき魔女2はもっと評価されていい!

第5位 悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印
シャノア凛々しいよシャノア。
ストーリーの展開は大体読めるけど、いちいち理由付けがしっかりしていて好印象。演出もグラフィックも曲も相変わらずの高水準、難易度も程よく抜群の安定感です。
しかし、ギャラリーオブラビリンスにはやや劣るか? システム的な面であまり新しい所がなかったのが残念。合成印術も今ひとつ使い所が……カッコイイんだけどねえ。

第4位 救急救命カドゥケウス2
カドゥケウスシリーズの集大成。前作(DS版)と比べると分かる、圧倒的なインターフェイスの進化! 素敵に快適。前作で「超執刀医」となった月森にこれ以上の成長ドラマが用意できるのか?という不安があっさりと払拭されるストーリー展開はまさしく「カドゥケウス2」。チャンピオンになってからが本当の戦いなんだ。
ただ、なぜ「超執刀カドゥケウス2」じゃないのかは今でもよく分からない。

第3位 大合奏! バンドブラザーズDX
こんなに面白いものを教えてくれたみどりぬには猛虎落地勢せざるを得ない。
音感の無さに定評のある私往乃、これほどハマった音ゲーは初めてであります!
職人の皆さん! 素晴らしい曲の数々を、本当にありがとう! 猛虎落地勢!
イヤホンつけて歌うと短時間でとってもストレス解消になるよ!
アリーヤキングゲーイナァー!!

第2位 P4
はい、1位と限りなく点差の小さい第2位、ペルソナ! の掛け声が復活したP4です。RPGでミステリー。
前作の不満点をほぼ全て解消した、ある意味真の「P3完全版」。逆に言えば、だからこその2位止まり。流用が多いんじゃよね、3からの。かと言って一から作ってたらこれほどの名作になっていたか、と言えば……微妙なところだろうなあ。
しかし、ゲームとしての面白さは間違いなくRPG部門第1位と太鼓判を押させて貰おう!

第1位 428 ~封鎖された渋谷で~
「10年の間に『街』でのノウハウは失われた」
先日のインタビューでのこの言葉で、改めて1位はこれしかないなと感じた。
4月28日、世界を震撼させる大事件の中で5人の運命が収束していく、渋谷という「街」の物語。オンリーワンという言葉はこのゲームの為にあると言っても過言ではない。プロの撮影監督起用して渋谷で二ヶ月もロケしてるサウンドノベルって時点でもう誰も真似できねえよ。ちょっとでも真似たら単なるパクリだよ。同じスタッフが続編作ってもこれを越えられるかどうか怪しいというレベルの完成度。
終盤のアレには「うわ、そういうことかぁーっ!!」と素直に驚愕。やられた、やられたよ畜生面白え。
タイプムーンシナリオは癖の強さゆえ賛否分かれるところだろうが、あの話がないと物語は完結しない。必要。本編ラストの「あの選択肢」を胸に刻んで台詞を聞こう。
そして隠しシナリオもクリアしてもう一度聴くんだ、あの歌を。
世界はそれでも変わりはしない。


<締め>


■我々はイヅナに盲目になりすぎていたのかもしれない部門第1位
ウインディ×ウィンダム

すっかりイヅナのとある部分の虜となった信者達を阿鼻叫喚の無間地獄へと叩き落とした事で名高い、個人的今年ぶっちぎりのがっかりソフト。DSのオリジナル格闘ゲーム、ゲストキャラにイヅナとシノ参戦、という事で一部に話題になった作品である。
このゲームの恐ろしさは、スクリーンショットで見る限りでは面白そうでありキャラデザのレベルも高く、それでいて一般知名度が妙に低い所にある。2008年クソゲーオブザイヤーにはノミネートすらされておらず、amazonでも一件もレビューが無い。
ウィンディXウィンダム
ウィンディXウィンダム
しかもページを見た人の26%は買っている。発売されて半年ほど経つにもかかわらず密かに被害者を生み出し続けている文字通りの地雷なのだ。
ちなみにゲームとしてどうなのかを端的に表すとただ淡々とつまらないの一言に尽きる。大奥記やメジャーwiiや猿のようなインパクトは一切無い。本当にただ淡々とつまらないとしか言いようの無い、地味ながらボディブローのようにじわじわ効いて来る切ない完成度が心憎い。これに触れた後にKOFEX2を遊ぶと「あれ……? GBAってDSの上位機種だったっけ……?」という錯覚さえ芽生えてくるのだから凄まじい。つかまされたというショックからなんとか立ち直った頃に特典テレカの「やっぱイヅナのおっぱいはエロいな!(byラー油氏)」なイラストが普通にイヅナ画集に収録されるという情報が公開されたのも(私を含めた)予約購入者の脳を激しく揺さぶった。二段構えの攻撃でアフターケアまで完璧な虐殺兵器である。


最後の最後で思い出さなくていいものを全力で思い出してしまったな。素直にベスト10で終わらせておけば良かったか。
……いや、これでよかったのだ。年を越す前に今年の汚れは落としておかなければならない。私は間違っていない!
みんなも嫌な思い出は2008年のうちに供養しておいたほうがいいよ!
それでは、改めて……よいお年を!
[ 2008/12/31 22:23 ] ゲーム関係 | TB(0) | CM(0)

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